“HySPEED工法”の強み
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地震に強い工法です
大きな地震があったときには、図のように地層の境目に沿って、せん断力がかかります。
セメント柱状杭や鋼管杭などでは、杭が折れ家の重さに耐えきれなくなり、家が傾いたり沈んだりします。
これがHySPEED工法だと、砕石パイルはせん断に対して追随することで砕石パイル自体の破壊は起こりません。
また、地盤そのものを強くしますので、地震の揺れによる共振をやわらげる効果があります。 -
液状化に強い工法です
大きな地震があったとき、地盤の液状化は非常に怖いものです。砕石パイルはそれ自体が水を通すため、水圧を逃がす効果があり、何本も造られた砕石バイルによりその効果は絶大で、地震による液状化を事前にくい止めることができます。
砕石による“HySPEED工法”で全ての問題を解決!
地盤改良工法“HySPEED工法”とは、
セメントなどの固結材を一切使わずに、砕石という天然素材だけを
利用して軟弱地盤を改良する工法です。

“HySPEED工法”のポイント
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- 地震時の衝撃に強い
- 砕石パイルと原地盤で複合的に面全体で建物を支えるので、安定した強さがあります。
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- 環境貢献工法
- 天然の砕石しか使わないので、土壌汚染や環境破壊による周辺地域への悪影響を起こしません。つまり住む人の健康被害を起こしません。
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- 産廃費用が発生しない
- 産業廃棄物(コンクリート、鉄パイプ)として扱われないので、将来取り除く必要がありません。
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- リユースで地球に貢献
- 将来家の建て替えをするときも、同程度の家であれば繰り返し使えます。
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- 液状化対策工法
- 地震時の液状化をドレーン効果(排水効果)により抑制します。
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- パーフェクトな工事保証
- 日本大手保証会社の認定工法です。
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- CO2を5,000Kg削減
- 砕石しか使わないことにより他の工法に比べCO2の排出を少なくします。
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- 無公害工法
- 今まで施工が出来なかった地下水の多い地盤やセメントの固まらない腐植土の地盤、六価クロムの出る火山灰の地盤でも、問題なく施工が出来ます。
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- 遺跡になる工法
- セメントや鉄パイプのように劣化したり、錆びたりしない、永久地盤工法です。
“HySPEED工法”の強さの秘訣
新技術のピストンバルブ(先端ドリル部分)で施工材(砕石)を突き固めます。
ピストンバルブのハンマー転圧機能により、従来の施工時間を大幅に削減します。
砕石パイル施工後は基礎工事へと、すぐに取り掛かれます。
※基礎工事は地盤改良部分の強度試験後となります。

砕石パイル形成
- HySPEEDドリル(直径400mm)により地盤を掘削
- 天然砕石(直径20~40mm)を投入
- 砕石厚30cm程度にハンマー転圧(ピストンバブル)をして、
十分しめ固めしながら地表まで砕石パイルを構築します。

締め固めの効果は、一般的に直径400mmで掘削したものに直径450mm分の砕石を使用し、
掘削壁にその砕石を食い込ませ、杭周辺に圧密を促進します。
“HySPEED工法”の施工事例
“HySPEED工法”はあらゆる場面で活躍しています!
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地下水や水資源の保護に!
安易な地盤改良で農業用地や温泉などの地下水の水源を台無しにしては大変です。
HySPEED工法なら砕石パイル自体が水を通すので、水脈を切断することがありません。
また、自然工法なのでセメントなどによる水質悪化の心配もありません。 -
幼稚園やケアハウスの環境維持に!
六価クロムなどの有害物質の発生が起こらないHySPEED工法なら、安心して子どもが土と触れ合うことが出来ます。
クリーンな地盤の環境は、子どもやお年寄り、また、身体弱者の方の生活環境に最適といえます。
安心の保証“地盤保証BIOS”

昨今、長寿命で環境に配慮した住まいのニーズが高まってきています。
セメントゼロのオーガニック地盤保証BIOS[ビオス]は、そうした次代のニーズを見据え、地盤の強さだけでなく、土壌の汚染についても確固たる基準を設けることで、地盤を公正に調査・解析し、環境汚染の心配のない安全な地盤を保証します。
当社は、BIOS取扱認証企業です。
BIOSの3つの安心
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土壌汚染のない地盤の実現へ
家の下から発ガン性物質が発生する!?
セメントを土と混ぜると、化学反応をおこし「六価クロム」という有害物質が発生する危険があります。「六価クロム」とはアスベストに並ぶ二大発ガン性物質の1つで、IARC(国際がん研究機関)からもリストアップされています。改良の有無に関わらず、「脱土壌汚染」と判定された地盤には地盤証明書を発行します。 -
資産価値低下のない地盤の実現へ
ローンを払い終えたのに土地の価値がゼロになる!?
セメント系の地盤改良をする以上、土壌汚染が見つかると浄化費用がかかり、そして、地中埋建設物撤去費用のリスクはなくなりません。セメントを一切使わないため資産価値毀損リスクをありません。 -
不同沈下のない地盤の実現へ
なんと地盤事故は宝くじ1等が当たるより身近で起こりやすい!?
地盤事故はなんと10,000件に1件以上の確率で発生すると言われています。皆さんご存知の宝くじ1等当選確率が1/1,000万と言われていますので、単純比較しても、宝くじ1等が当たるよりもはるかに高い確率で地盤事故は起きているのです。万一の事故が発生しても専任チームがすぐ伺います。